Vbaのformatcurrence関数の使い方は?
VBA FORMATCURRENCY 関数は、VBA 関数のデータ型変換カテゴリにリストされています。 VBA コードで使用すると、数値に通貨形式を適用して文字列を返します。簡単に言うと、数値を通貨形式が適用される値に変換できます。
構文
FormatCurrency(Expression,[NumDigitsAfterDecimal],[IncludeLeadingDigit],[UseParensForNegativeNumbers],[GroupDigits])
引数
- 式: 通貨としてフォーマットする数値。
- [NumDigitsAfterDecimal] : 小数点以下の桁数を指定する数値 [これはオプションの引数であり、省略した場合はデフォルトで -1 が使用されます]。
- [IncludeLeadingDigit] : 先行ゼロを表示するかどうかを指定する列挙値 [これはオプションの引数であり、省略された場合はデフォルトで vbUseDefault]。
- vbFalse: 先頭にゼロを付けないこと。
- vbTrue: 先行ゼロを表示します。
- vbUseDefault: デフォルト設定を使用します。
- [UseParensForNegativeNumbers] : 負の数値を括弧で囲むかどうかを指定する列挙値 [これはオプションの引数であり、デフォルトでは vbUseDefault は省略されます]。
- vbFalse: 負の数値を括弧内に入れません。
- vbTrue: 負の数値を括弧内に置きます。
- vbUseDefault: デフォルト設定を使用します。
- [GroupDigits] : n コンピュータのロケールで指定されたグループ区切り文字を使用して、数値をグループ化するかどうか (千単位など) を指定する列挙値 [これはオプションの引数であり、省略された場合はデフォルトで vbUseDefault]。
- vbFalse: グループ内の番号を使用しません。
- vbTrue: グループ数字を使用します。
- vbUseDefault: コンピュータのデフォルト設定を使用します。
例
VBA FORMATCURENCY 関数の使用方法を実際に理解するには、それを使用して VBA コードを作成した以下の例を確認する必要があります。
Sub example_FORMATCURRENCY() Range("B1").Value = FormatCurrency(Range("A1")) End Sub
上記のコードでは、FORMATCURRENCY を使用してセル A1 の値を通貨値に変換し、その値をドル記号付きでセル B1 に返しました。
コメント
- 使用される通貨記号はシステム設定によって異なります。
- 指定された値が数値以外の値、または数値として認識できない文字列である場合、VBA は実行時エラー 13 を返します。