Excel関数:sumproduct

SUMPRODUCT 関数を使用すると、範囲または配列内の値を合計したり乗算したりした後の値を返すことができます。簡単に言うと、まず範囲内の一致するセルを乗算し、次にすべての値を集計します。これは、データ分析に使用できる Excel の最も便利で強力な関数の 1 つです。

sumproduct 関数の紹介

構文

SUMPRODUCT(配列1, [配列2], [配列3], …)

引数

  • array1: 乗算してから加算する最初の配列。
  • [array2]: 乗算してから加算する 2 番目の配列。

以下の例では、SUMPRODUCT を使用して、D 列と F 列の値を乗算および加算しています。

sumproduct-関数の例-1

ここでは、最初のテーブルで範囲 A1:A8 を指定し、2 番目のテーブルで範囲 C1:C8 を指定しています。

ここで何が起こっているのかというと、2 つの範囲の複数の値が互いに一致しています (A1xC1、A2xC2 など)。

すべての値を乗算した後、それらを合計し、その値を結果として表示します。

名前が示すように、SUMPRODUCT 関数は、最初にすべての値の積を計算し、次にそれらをすべて加算して 1 つのセルにまとめます。

SUMPRODUCT がいかに強力であるかを理解していただくために、次の例ではヘルパー列と SUM 関数を使用して同じ結果を実現しています。

sumproduct-関数の例-2

SUMPRODUCT がデータを分析し、複雑な計算を実行する Excel の最も強力な関数の 1 つであると述べたのはこのためです。さらに少し進んで、SUMPRODUCT を使用してテーブル内の値を検索しました。

sumproduct-関数の例-3

例ファイル.xlsx

注意事項

  • array2 を指定しない場合、SUMPRODUCT は単純に array1 を合計します。
  • 各配列の最大サイズは同じである必要があります。配列 1 に 5 つのセルがある場合、配列 2 のセルは 5 でなければなりません。
  • テキストおよびその他の数値以外の入力は 0 として扱われます。

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